診療科・部門

放射線科

放射線科のスタッフは、診療放射線技師2名が配置されています。
一般撮影装置、X線透視撮影装置、ポータブル撮影装置、マルチスライスCT(コンピュータ断層撮影装置、16列)、MRI(磁気共鳴断層撮影装置、1.5T)を使用しての撮影を行っております。
当科はPACS(画像情報システム)を導入しており、患者さんの画像情報をデジタル情報として扱う事により、院内外問わず情報提供しやすい環境となっております。
2名という少ない科ではありますが、科内の連携だけではなく、他部署との連携もしっかりとり、患者さんが安心、満足していただけるよう日々努力しております。

一般撮影装置

一般撮影は、症状に応じてまず第一に行われる検査です。
X線を使用して胸部・腹部・関節・骨などの撮影を行います。
CR(X線デジタル撮影装置)を用いて撮影データをコンピュータ処理する事により、スムーズな画像提供を行っております。

X線透視撮影装置

内部を透視する検査です。
代表的な検査は、上部消化管検査・注腸検査・VF(嚥下造影検査)などです。
当院では、主にVF(嚥下造影検査)時に使用されています。

マルチスライスCT(コンピュータ断層撮影装置、16列)

X線を利用して身体の断面を撮影し、身体の内部をコンピュータで画像化する検査です。
比較的短い息止め時間で検査可能となっており、患者さんに楽に検査を受けていただくことできます。

MRI(磁気共鳴断層撮影装置、1.5T)

他の放射線科の検査と違い、X線を使用する事がなく、強力な磁場と電波を使用して身体の内部を画像化します。
早期アルツハイマー型認知症診断支援システム(VSRAD)の検査も行っております。
検査の特性上、既往歴によっては検査不可の患者さんがいます。
持ち込み不可な物もありますので、入室には注意が必要です。
検査前に問診・説明をさせていただきます。