検査科では、主に患者さまの身体の状態を直接検査する生理学的検査行っています。生理学的検査には、痛みや苦痛を伴わず体の中の臓器の形や動きがわかる超音波検査や心臓の電気的信号を波形で表し、心筋梗塞・狭心症・不整脈などの異常を判定する心電図検査、ホルター検査などを行っています。
人の耳では聞こえないほどの高い周波数の音を超音波といいます。超音波は臓器や組織の境界で反射する性質があります。
この性質を利用して反射してくる音(反射波)を受信し画像を作り出します。
この検査は放射線の被曝の心配もなく、くり返し検査をすることができます。また、痛みもありません。
四肢の血圧や脈波を測定し、動脈の硬さや下肢血管の血流障害の程度を推測する検査で、所要時間は5~10分程度です。
動脈硬化はさまざまな病気の引き金となるため、非常に大切な検査です。